夏といえば、海、スイカ、かき氷、そして…花火大会!
中でも埼玉県朝霞市で開催される「朝霞市民まつり 彩夏祭(さいかさい)」は、地域住民はもちろん、県外からも多くの人が訪れる人気の夏祭りです。
2025年も8月1日(金)から3日(日)までの3日間にわたり開催予定で、よさこいフェスタやたくさんの屋台、そして夜空を彩る約9,000発の打ち上げ花火と、家族みんなで楽しめるコンテンツが盛りだくさん!
本記事では、彩夏祭2025の混雑状況や交通規制、トイレ・屋台事情に加えて、小さなお子様がいるご家庭にうれしい穴場スポットや持ち物リストも丁寧に解説します。
行列や人混みに負けない、快適で楽しい家族時間を過ごすための攻略法を、ユーモアも交えつつご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください!
彩夏祭の基本情報
彩夏祭(さいかさい)は、朝霞市民にとって「夏=彩夏祭」といっても過言ではない、地域の風物詩的なイベントです。
1984年から続くこのお祭りは、地域の連帯感を大切にした取り組みとして市民の手で育てられてきました。
1995年から「彩夏祭」という名称が市民公募によって正式に採用され、「彩の国さいたま」の夏を彩るという意味が込められています。
2025年で41回目を迎える彩夏祭は、その規模と内容の充実ぶりから、毎年約73万人を動員するビッグイベントです。市街地で行われるため、アクセスの良さも人気の秘密の一つです。
- 開催日程:2025年8月1日(金)〜3日(日)
- 花火大会:2025年8月2日(土) 19:15〜20:15
※荒天時は8月3日(日)に順延、最終的に中止の場合もあり - 開催場所:キャンプ朝霞跡地
(東武東上線 朝霞駅南口から徒歩約10分) - 打ち上げ数:約9,000発(1時間で一気に打ち上げるため迫力満点)
- 予想人出:約73万人(3日間合計)
- 有料席:あり
詳細は公式サイトを参照 - 屋台:朝霞会場・北朝霞会場にて数百店舗が出店予定
そう、彩夏祭は2会場あるんです。
ちなみに、このイベントの目玉のひとつである「関八州よさこいフェスタ」には、毎年90チーム以上が参加。
全国的にも注目されるよさこい演舞で、観客のテンションも最高潮になります。
吹奏楽の演奏や子ども向けのワークショップ、ミニ動物園など、まさに「家族みんなで楽しめる夏祭り」と言えるでしょう。
花火大会Map
混雑状況とその回避法
彩夏祭は2会場あり、それぞれの会場で最寄り駅が異なります。
花火会場は、朝霞会場の方になります。
- 朝霞会場(市役所・中央公園及び周辺道路・青葉台公園及び周辺)
東武東上線:朝霞駅より徒歩約5分
- 北朝霞会場(北朝霞公園野球場内、産業文化センター周辺)
東武東上線:朝霞台駅
JR武蔵野線:北朝霞駅より徒歩約5分
行きの混雑状況
花火大会当日は、とにかく人、人、人…。
花火大会がある2日目の土曜日は、朝からイベントがあるため、午前中からすでに人出があります。
そして夕方17時以降には、駅から会場に向かう人で駅前が大混雑し、駅構内が一方通行になるなどの対策が取られる見込みです。
小さなお子様連れの場合、人波に飲まれて迷子になるリスクもあるため、花火大会のためには、16時ごろまでには現地入りするのが理想的です。
できれば、午前中から現地に入り、イベントや屋台を楽しみつつ、のんびり過ごすプランがベスト!
お昼頃に到着すれば場所取りも余裕があり、比較的落ち着いて過ごせます。
打ち上げ中の混雑状況
花火が始まる19時15分前後には、会場周辺は「これでもか!」というほどの大混雑になります。
場所取りをせずに来た人々が押し寄せ、歩道や通路、空き地まで人でいっぱい。
小さなお子さんがいるご家庭には、視界の確保が難しくなるため、できれば前もって場所取りをするか、有料席(中央公園陸上競技場など)を検討するのがおすすめです。
帰りの混雑状況
正直、花火終了後は”鬼”レベルで混みます。
一斉に移動するため、駅までの道のりが普段の3倍以上の時間を要することも…。
特に朝霞駅では入場規制があり、構内にすら入れない時間帯もあります。
帰りの混雑を避けるには:
- フィナーレ前に退出する勇気(花火のラスト10分を諦めるだけで、混雑回避)
- 周辺駅まで徒歩移動(朝霞台駅まで徒歩約50分、和光市駅までは約30分)
- 近隣に宿泊(お子さんの疲労軽減にも最適)
特に和光市駅ルートは距離も短く、穴場です。
意外と利用者が少ないので、スムーズに帰れることも。
交通規制情報
2024年も会場周辺では大規模な交通規制が行われました。
2025年も同様、もしくはさらに強化された規制が実施される見込みです。
規制エリアは会場を中心に半径1kmほど。
車でのアクセスはほぼ不可能と考えておいたほうがよいでしょう。
- 朝霞駅周辺:車両通行禁止&歩行者一方通行
- 会場正面道路:完全封鎖
- バス路線:運休またはルート変更の可能性大
また、交通規制は17時頃から開始されるため、車での送迎も注意が必要。最寄り駅よりも1駅先で降ろして徒歩で向かうのが無難です。
地元の人は「自転車」で会場入りするケースも多いですが、駐輪場の混雑にもご注意を。
公共交通機関を利用する場合は、ICカードへの事前チャージをお忘れなく。
駅の券売機も長蛇の列になります。
トイレ情報
家族連れにとって最も重要なスポットのひとつ、それが「トイレ」!
彩夏祭では、会場内に仮設トイレが多数設置されるほか、公園や公共施設内の常設トイレも利用できます。
ですが、花火開始前後の時間帯は例外なく長蛇の列になります。
特に18時~19時の間は混雑がピーク。
お子さんの「今すぐ行きたい!」に備えて、早めのトイレ利用を徹底しましょう。
トイレ対策としておすすめの持ち物:
- ウェットティッシュ&アルコールスプレー(衛生面での安心感)
- トイレットペーパー(仮設トイレは補充が間に合わない場合も)
- 予備の着替え(万が一のために)
また、駅周辺や大型スーパーのトイレを事前に把握しておくと、いざという時に安心です。
穴場スポット紹介(家族連れおススメと一般向け)
大混雑を避けて、花火をゆっくり楽しみたい…。
そんな家族にぴったりなのが「穴場スポット」!
そしてもちろん、カップルや友人同士、大人の静かな観覧にも向いている“ちょっと通な”場所も存在します。
ここでは、朝霞市在住の地元民や過去の来場者の声をもとに、幅広くおすすめの観覧ポイントを詳しくご紹介していきます。
あなたにぴったりの場所が、きっと見つかりますよ!
青葉台公園(芝生広場)
打ち上げ会場歩いて12分ほどにある、緑豊かな公園。
広々とした芝生があるため、家族でレジャーシートを敷いてお弁当を広げたり、子どもたちを遊ばせながらゆったり過ごすには最適です。
家族連れが多く集まるため、小さなお子さん連れでも安心感があります。
おすすめは「道路に面した芝生エリア」。
奥まった場所だと木々が邪魔して視界が悪くなるため、前方で遮るものの少ない位置を選びましょう。
夕方からは徐々に混雑してくるため、早めの行動が快適な観覧のカギになります。
夜空に大輪の花が咲くたびに、歓声と笑顔がこだまする、そんな温かい空間です。
- メリット:トイレ・ベンチあり、屋台あり、雰囲気抜群
- デメリット:人気なので当日の朝から場所取りが必要
- おすすめ時間帯:14時前には到着して場所確保がおすすめ
和光樹林公園
打ち上げ場所からやや距離がありますが、その分、混雑はかなり緩やかで、落ち着いた雰囲気で鑑賞できます。
大きな公園で駐車場も完備しているため、遠方から車で来場する方や、ベビーカーを押して移動するファミリーに人気です。
公園内には木陰も多く、夏の日差しから逃れて休憩できるスポットが多数。
打ち上げ花火は視界がやや限られますが、人混みが苦手な方や、花火よりも家族との時間を重視したい方には特におすすめ。
公園内には高台もあり、花火の見え方も場所によって異なります。
事前に公園マップで見晴らしの良い場所を確認するのも良いでしょう。
また、この公園の最寄り駅は和光市駅。花火会場の最寄り駅の朝霞駅の隣なので、混雑回避もできるスポットです。
- 駐車場:北・南・中央にあり(有料:1時間200円〜)
- トイレ:複数箇所に完備
- 雰囲気:静かでピクニック気分にも◎
朝霞中央公園(陸上競技場)
彩夏祭の公式有料観覧席が設けられる場所で、最も花火に近い位置から鑑賞できる“王道”です。
音と光の両方をダイナミックに楽しみたいなら、やはりここ。
人気ゆえに混雑は避けられませんが、座ってしっかり花火を観られる安心感は他に代えがたい価値です。
予約さえ取れれば、混雑ストレスからは解放されます。
家族やグループで確実に座って見たい方には、チケットの事前購入がおすすめ。販売は7月下から行われることが多いです。
購入方法などの詳細は公式サイトを参照ください。
陸上競技場のトラック内にレジャーシートを敷いて座れる自由席や、区画で指定されるマス席は以下の通りです。
- 料金(昨年参考):
- マス席:13,000円
- 自由席:500円、小中学生:200円
- 設備:トイレ・照明・案内所あり
- 注意点:エリアによって飲食・飲酒NG
朝霞西高校周辺
打ち上げ会場にほど近いローカルスポット。
道路沿いに少し開けた場所があり、立ち見にはなりますが、比較的スムーズに場所を確保できます。
人通りがそこまで多くなく、屋台などの喧騒も少ないため、静かに花火を楽しみたい方向きです。
穴場中の穴場というほどではありませんが、駅からのアクセスや人の流れを考えると、知る人ぞ知る好スポット。
小さいお子様連れというよりは、静かに楽しみたいカップルやシニア層におすすめです。
- メリット:比較的混雑が少ない、駅からも遠くない
- デメリット:木や建物で視界が遮られることもある
丸亀製麺 朝霞青葉台 駐車場
立ち見にはなりますが、打ち上げ場所から近いため、臨場感は抜群。
駐車場ということもあり、建物の陰を避けた位置に立てば視界も開けています。
場所柄、混雑は覚悟ですが、「ちょっとでも近くで花火を見たい!」という人にとっては見逃せないスポットです。
ただし、レジャーシートを広げることはできないため、長時間滞在には不向きです。
SNS映えを狙うカメラ愛好家にも人気らしく、サッと来て、サッと帰る「通」のための観覧場所とも言えます。
- メリット:迫力満点の距離感
- デメリット:長居しづらく、小さなお子様には不向き
- 向いている層:写真を撮りたい人、短時間だけ観覧したい人
あかね公園
朝霞駅からも比較的近く、徒歩でのアクセスが良い公園。
「駅に近いのに、混雑はそれほどでもない」という穴場条件を満たす珍しいスポット。
帰宅時間を重視したいファミリー、帰りの混雑をなるべく避けたい人におすすめです。
木々が多く一部の視界が遮られますが、打ち上げ場所の方向に開けたエリアもあるため、早めに行って位置取りすれば問題ありません。
- メリット:帰りやすい立地、意外と混雑しにくい
- デメリット:視界を遮る建物あり
- トイレ:公園内にあり
都立大泉中央公園(遠距離観覧スポット)
打ち上げ会場からはやや離れますが、そのぶん穴場度は高め。
緑に囲まれた広大な公園で、夜空に咲く大きな花火を静かに楽しむことができます。
ゆったりとお酒やお弁当を広げて、友人やパートナーと語らいながらの花火観賞。
都会の喧騒から一歩離れた「大人の時間」を楽しみたい方にぴったりです。
- メリット:空いている、のんびり観賞可能
- デメリット:音の迫力はやや減少
子連れ向けイベント&アクティビティ
彩夏祭は花火だけではありません。
日中から夜まで、親子で楽しめるイベントがこれでもかというほど盛りだくさん。
小さなお子さんから小学生、そして一緒に楽しむ大人まで、1日中わくわくが止まりません!
以下に家族連れにぴったりな出し物や体験イベントをご紹介します。
よさこいフェスタ(関八州よさこい)
彩夏祭の目玉のひとつ。
よさこいチームが全国から集い、色鮮やかな衣装と力強い踊りで朝霞の街を彩ります。
演舞は朝から夕方にかけて街中のステージで次々と行われ、どこを歩いていても賑やかで楽しい雰囲気に包まれます。
- 子どもが楽しめるポイント:踊りのリズムに合わせて一緒に体を動かすだけでも笑顔に!
- 見どころ:鳴子の音とともに繰り広げられるエネルギッシュなダンス
鳴子手作り体験
よさこいに欠かせない道具「鳴子(なるこ)」を、自分の手でデコレーションできる大人気のワークショップ。
例年行列ができるほどの人気ぶりで、特にお子様連れのファミリーには大好評です。
- 完成したら:そのまま演舞ごっこ開始!親子でプチよさこい体験も楽しい
- おすすめポイント:子どもの創造力が発揮できる!
- 受付時間のコツ:午前中早めがベスト。午後になると整理券終了の可能性あり
陸上自衛隊の車両展示&記念撮影
朝霞といえば自衛隊駐屯地。
イベント期間中は、自衛隊協力による装甲車やジープの展示もあり、子どもたちは大興奮間違いなし!
自衛隊の制服を着て、戦車の前で記念写真を撮ることができます。
- 混雑状況:昼過ぎが比較的すいていますが、早め行動が吉
- 対象年齢:3歳〜小学生が特に人気
- 写真撮影:隊員さんが丁寧に誘導してくれ、シャッターまで押してくれる優しさ!
消防車展示
ポンプ車やはしご車など、子どもたちの大好きな働く車が大集合。
間近で見ることができるだけでなく、一緒に写真も撮れる絶好のチャンス。
ボタン操作体験などもあることがあります(年によって異なる)。
- 展示時間:例年10時〜16時ごろまで
- 幼児におすすめ!:目を輝かせて消防車を見つめる姿は、親にとっても癒し
おまけ:親にもうれしい“休憩スポット”も充実
ファミリー向けの祭りでは、子どもが楽しめるだけでなく、親の休憩も大事!
- 仮設休憩エリア:テント下にベンチ設置のエリアもあり、日陰で涼める
- 授乳・おむつ替え:一部会場では赤ちゃん休憩所も設置予定(要公式情報チェック)
- キッチンカーのグルメ:地元食材を使った料理やスイーツもあるので、大人も大満足
このように、彩夏祭はただの「花火大会」ではなく、朝から晩まで親子で楽しめる総合エンタメ空間です。
特にイベントブースは日中から混み合うため、スケジュールを立てて無理なく動くことが、親も子も笑顔で過ごすためのカギですよ!
持ち物リスト(家族連れにおススメ)
彩夏祭のような大規模な夏祭りを家族で楽しむには、事前の準備が超重要。
特に小さなお子さんを連れて行く場合、持ち物の抜けや忘れ物があると一気に“祭りどころじゃない”状態になることも……。
ここでは、彩夏祭を快適に、安全に、最大限楽しむための「持ち物リスト」を、必須・あると便利・状況別に分けてご紹介します。
絶対持って行くべき“必須アイテム”
アイテム | 理由 |
---|---|
レジャーシート | 花火鑑賞や休憩時に必須。大きめサイズがおすすめ |
折りたたみチェア | 視界確保と腰へのやさしさ、親世代に必須 |
モバイルバッテリー | 写真・動画・ナビでスマホは酷使される! |
ウェットティッシュ | 屋台グルメを楽しんだ後の必需品。トイレでも活躍 |
飲み物(水筒またはペットボトル) | 熱中症対策に絶対必要。冷凍して持参も◎ |
帽子&日焼け止め | 夏の日差し対策!特に子どもには忘れずに |
小銭 | 屋台や縁日は現金が基本。500円玉と100円玉多めで! |
ゴミ袋 | 食べ歩きのゴミ処理、レジャーシートの上にも敷けて便利 |
持っていくと便利な“プラスアイテム”
アイテム | 理由 |
虫除けスプレー | 夜の公園や草むらエリアでは蚊が元気いっぱい |
ハンディ扇風機・うちわ | 行列待ちで涼しさをキープする救世主 |
予備の着替え | 汗びっしょり or 屋台でこぼすリスクに対応 |
タオル ・冷却シート | 首に巻いて熱中症対策&汗拭きにも |
トイレットペーパー ・ポケットティッシュ | 仮設トイレの備品切れに備えて |
スマートタグ(AirTagなど) | 子どものリュックやズボンに忍ばせて迷子対策 |
まとめ
朝霞市民まつり「彩夏祭2025」は、ただの花火大会ではありません。
朝から晩まで親子で楽しめる要素が詰まった、まさに“夏休みの思い出フルパック”イベントです。
花火はもちろんのこと、よさこいフェスタや自衛隊車両展示、子どもが夢中になるミニ縁日など、参加型のコンテンツも充実しており、家族全員が主役になれる3日間。
しかも、駅近でアクセス良好というのがありがたいポイントです。
とはいえ、来場者数は3日間で70万人超。
花火開催日の夜は特に人混みが凄まじく、準備不足だと「せっかく来たのに疲れただけ…」なんて結果にもなりかねません。
そこで、この記事で紹介した内容をもう一度おさらいしておきましょう
- ✅ 混雑を避けるには、16時前の到着が理想!フィナーレ前の撤収も検討を。
- ✅ トイレ・屋台対策は早めの行動がカギ。時間をずらして利用するのがコツ。
- ✅ 穴場スポットは目的に応じて選ぼう(静かに楽しむ派/迫力重視派など)
- ✅ 子連れ向けイベントは日中に集中。午前中から動くのが賢い!
- ✅ 持ち物は多めに準備。現地で慌てずに済むようにチェックリスト活用を。
最後に、家族でのお出かけは“無理しないこと”が何より大切です。
混雑に巻き込まれてストレスを溜めるよりも、楽しめる範囲で行動し、「また来たいね」と笑顔で振り返られる一日をつくるのがベスト。
汗をかいて、笑って、夜空に咲く花火を見上げながら、家族の思い出が一つ増える。
そんな素敵な夏を、朝霞の彩夏祭で過ごしてみませんか?
それでは皆さん、しっかり準備して、どうぞ気をつけていってらっしゃい!