【岩槻文化公園会場編】さいたま市花火大会2025
小規模だけど本気!“穴場感”たっぷりの癒し系花火大会
花火大会と聞くと、どうしても「人多い」「帰り混む」「場所取り疲れる」っていう三重苦が頭に浮かびませんか?
でも、そんな常識をふんわり裏切ってくれるのが、さいたま市・岩槻区で開催される岩槻文化公園会場の花火大会です。
打ち上げ数は他会場より少なめ。
でも…そこがいいんです。
- 広々とした公園でのびのび見られて、
- 周囲は静かで、ピクニック感覚、
- 穴場スポットだらけで人混みもマイルド!
まるで“癒し”が打ち上がるような花火大会。
今回は、3会場で行われる「さいたま市花火大会」のフィナーレを飾る岩槻文化公園会場の魅力を、見どころ、穴場、屋台、混雑対策までたっぷり解説していきます。
基本情報と開催日程
—— “静かな夜”に打ち上がる、心に残るひととき
岩槻文化公園会場の花火大会は、さいたま市が誇る三大会場の中でも、規模はちょっぴり控えめ、でも地元愛にあふれた“通好み”の会場です。
その雰囲気はまるで、
「よく晴れた夏の夜に、近所の公園で突然始まる豪華なサプライズ」。
そんな素朴さとクオリティの共存が、多くのリピーターを呼んでいます。
開催概要(予定)
- 開催日:
2025年8月16日(土) - 時間:
19:30〜20:30(予定) - 会場:
岩槻文化公園(さいたま市岩槻区村国229) - 有料観覧席:
販売予定あり。詳細はさいたま市公式観光サイトを確認。 - 駐車場:
ありません - アクセス:
- 東武アーバンパークライン「岩槻駅」or「東岩槻駅」から徒歩約40分
- ※最寄駅から歩くのに時間がかかるので、履き慣れた靴で!
打ち上げ数と雰囲気
- 打ち上げ数: 約3,000発(他会場より少なめ)
- 来場者数: 約4万人(混みすぎず、寂しすぎず、ちょうどいい)
- 雰囲気: のんびり。ピクニック。マジで静か。虫の音と花火の競演。
正直、「花火大会=ド派手の連続」という固定観念を持つ人には少し物足りないかもしれません。
でも、花火と花火の“間”を楽しめる人にはぴったりなんです。
短発花火のあとにくるスターマインの破壊力…これが刺さる!
また、岩槻文化公園会場は、園内で花火が打ち上げられるため、間近で迫力のある花火が楽しめることもお忘れなく。
有料観覧席について
岩槻文化公園会場は、今までは有料席の設定はありませんでした。ですが、、、
2025年(令和7年)は、有料観覧席の販売予定あり!とさいたま市公式観光サイトで発表されています。
「今回が初めて」となると、有料観覧席があることを知らずに当日を迎える人も多いはず。
ここは、さいたま市公式観光サイトをチェックして、公開されたら即予約!
当日はスマートに観覧席で、花火大会を見物しちゃいましょう!
天候リスクと注意点
実は、この会場、少し雨に弱いです!
花火大会なので、雨が酷ければ中止になりますが、土がぬかるむと立入禁止になるエリアも出てくるため、当日の公式発表は要注意!
2024年は、台風接近の影響もありましたが、多目的広場は地面のぬかるみや軟弱化が予想され、立入禁止となりました。
「せっかく来たのに足元ズブズブ…」なんてことにならないよう、レジャーシートだけでなく折りたたみ椅子&ビニール袋持参が鉄則です!
岩槻ならではの落ち着いた雰囲気と花火演出
—— 余白と静寂のなかに咲く、美しきスターマイン
花火大会というと、歓声と爆音が鳴り響く“大騒ぎイベント”を想像しがち。
ですが、岩槻文化公園会場では、まるで日本庭園を眺めるような気持ちで花火を鑑賞できるんです。
花火の“間”を楽しむ美意識
岩槻の花火大会は、とにかく演出が丁寧で静か。
ドン、ドン、ドン!という連打よりも、一発一発の花火が、じっくりと夜空に咲いては散っていく。
- 打ち上げと打ち上げの“間”に、虫の音が聞こえる
- 観客も拍手はするけど、叫ばない
- 「風情」ってこういうことか…と気づかされる
まさに、“和の心で楽しむ花火”です。
フィナーレで突然テンション上がるギャップ萌え
「いや〜落ち着くな〜」と油断していると、ラスト10分で突然始まる怒涛のスターマインラッシュ!
- 徐々に増すスピード感
- 音楽もないのに“流れ”を感じる構成
- 最後は「え、今ので終わり!?」って思うほどスッと終わる(←逆に粋?)
“静”と“動”のギャップが見事で、思わず拍手したくなるような仕上がりです。
テンションの上下が激しすぎて、観終わったあと謎に達成感があるのも岩槻の特徴(笑)
自然と調和した“音”の魅力
会場周辺には高い建物が少なく、音が遠くまで響き、風に乗って流れていくのが実感できます。
- ドンッという打ち上げ音が、胸にズシンと届く
- 木々に反射して「ぼんやりエコー」するのが心地よい
- 他の会場よりも“音の粒立ち”がきれいに聴こえる
まるで、五感で聴く交響曲のような花火体験。
これは他の都市型会場ではなかなか味わえません。
花火+星空=最強タッグ!
岩槻文化公園は、空が広くて暗い分、星もよく見えます。
花火と星空が同時に視界に入るなんて、もう勝ち確定の景色。
- 子どもが「お星さま見える〜!」って叫んでるのに大人が癒される
- 付き合いたてのカップルは、ここで手をつなぐ確率80%(だと思う)
- ソロ参加者は「え…星きれい…泣いていい?」ってなる(?)


おすすめ穴場スポット一覧
—— 花火は会場だけじゃない!“通のポジション”教えます
「岩槻文化公園、広いからどこで見るか迷う…」
そんなあなたに朗報。
実は会場周辺には、知る人ぞ知る穴場スポットがたくさんあるんです!
ここでは、家族連れにもソロにも優しい、岩槻ならではのゆるくて快適な観賞エリアをご紹介!
穴場①:岩槻城址公園
東武アーバンパークラインの岩槻駅と岩槻文化公園のちょうど真ん中に位置します。
打ち上げ会場からは少し距離がありますが、高台にある展望エリアが人気!
- 駐車場あり(これ、地味にありがたい)
- 木々の間から花火が見える「チラリズム系」鑑賞
- 公園内の市民会館内で、岩月名物の豆腐ラーメンが食べられるレストランもあるぞ!
混雑を避けたい大人カップルや、お子さま連れのちょっと余裕ある層に大人気。
野球場や遊具の設置されたわんぱく広場などもあり、東武鉄道を走っていたロマンスカーも展示されていて、飽きずに花火大会を待つことができます。
花火だけじゃなく、時間全体を楽しめる“しっとり系穴場”です。
穴場②:川通公園
岩槻文化公園から川を挟んだ反対側にある超・静寂エリア。
驚くほど人が少なくて、逆に「これ本当に見えるの!?」と心配になりますが、見えます!
- 花火の高さがあれば視界バッチリ
- 散歩ついでにふらっと立ち寄る地元民も多数
- 東岩槻駅から徒歩圏(とはいえまあまあ歩く)
人混みゼロ、虫の声あり、ビールと椅子と友人がいれば最強の癒し空間完成です。
穴場③:スーパーバリュー岩槻店 駐車場(旧アピタ岩槻店)
ここ、花火大会の日は地元の“車持ち勢”の秘密基地。
- 屋上や駐車場から遠目に花火が見える
- トイレ・フード・クーラー完備(文明の利器に感謝)
- 家族で行って買い物も済ませられる“パパも満足プラン”
迫力には欠けるけど、快適度と安全性はトップクラス。
小さな子ども連れや、おじいちゃんおばあちゃんとの参加には◎。
穴場④:スーパービバホーム岩槻店 駐車場
こちらも“涼みながら花火”が可能な商業施設系スポット。
- 無料駐車場が広い!(1000台規模)
- フードコートもあるので、たこ焼き食べながら観賞OK!
- 若干遠いが、そのぶん人が少ない
混雑とは無縁で、“買い物ついでの花火”という贅沢を堪能できます。
花火を観に行くというより、“花火が向こうから来る”くらいの距離感でOKな方にぴったり!
岩槻会場の屋台と休憩スポット情報
—— 花火だけじゃない!胃袋とトイレにも優しい岩槻の夜
岩槻文化公園の花火大会が“癒し系”と言われるもう一つの理由、
それは……屋台が想像以上にしっかりしているからなんです!
「穴場=屋台がショボい」は岩槻には通用しません。
しっかりあります。しかも美味しいし、種類も多い。
屋台の出店エリアはここ!
屋台は主に、
- 公園内の陸上競技場の東西(特に東側)
- 北側駐車場の周辺
に出店されます。どちらも一般観覧席の近く。
2024年は、なんと約210店舗の屋台が登場!
これ、思った以上に盛大です。しかも密集してないから歩きやすいのが嬉しいポイント。
どんな屋台があるの?
定番メニューはもちろんバッチリ網羅。
- お好み焼き:キャベツ山盛り&ソースドバドバ!
- 焼きそば:地元高校生がこぞって並ぶ人気店あり
- じゃがバター:暑いのにあえて食べたくなる謎メニュー
- フランクフルト:持ち歩いてるだけで夏感アップ
- チーズハットグ:令和の定番、のびるやつ!
さらに、岩槻っぽいローカル屋台もちらほら登場します。
- トルコアイス:のんびり系イベントにはなぜか絶対いる
- 駄菓子屋風屋台:懐かしさに負けてラムネ買っちゃうやつ
- キッチンカー:インスタ映えもカロリーも高い(だがそれがいい)
休憩スポット&トイレ事情
岩槻文化公園のいいところは、ベンチや芝生スペースが多いこと。
疲れたらサクッと休憩できる場所がすぐ見つかります。
- 木陰+風通し◎=天然クーラー空間
- 芝生エリアにレジャーシート敷いて寝転ぶファミリーも多数
- 観覧エリアの端っこに行くと静かで居心地良すぎて寝る人続出
トイレ事情も悪くない!
- 公園内に常設トイレあり
- 仮設トイレもいくつか配置
- 人が分散してるので、あまり並ばない(これは貴重)
つまり、「トイレで30分並んだら花火終わってた」なんて悲劇はまず起きません。
岩槻会場の混雑回避法と帰宅ルートの工夫
—— “帰り道”までが花火大会です
「岩槻は穴場だから混まないでしょ?」と思ったあなた。
実はそれ、半分正解・半分危険。
確かに他の会場に比べれば空いています。
ですが、油断すると“駅が遠い”という落とし穴にはまります。
アクセスのおさらい
- 最寄り駅:東武アーバンパークライン「岩槻駅」「東岩槻駅」
- 会場までの距離:約3.5km(徒歩約40分)
- 駐車場:基本ナシ!(公園内には関係者用しかありません)
そう、駅が近くない。
つまり、帰りの人波が一本道に集中する=じわじわ渋滞という構造。
混雑回避のワザ、教えます
ワザ①:早めに移動開始(20:15目安)
最後のスターマインに未練を残しつつ、音を背にして歩く勇気が混雑回避の第一歩。
ワザ②:“駅逆方向”に向かう裏ルートを使う
岩槻城址公園方面→少し遠回りだけど人が少ない
東岩槻駅方面→やや距離があるが、空いている可能性大
ワザ③:アピタ・ビバホームなどで“時間潰し戦術”
一気に駅に向かわず、施設で30〜60分ほど休憩してピークを外すのが吉!
ワザ④:自転車!
地元民の裏技。
周囲の住宅街に住んでいる人は、自転車でのアクセスが最強です。
駐輪場の設定もあり、車渋滞にも巻き込まれません。
【まとめ】「癒される花火」って、ちゃんとある。
岩槻文化公園会場の花火大会は、
- 派手すぎない、でも美しい
- 混雑が少なく、でも活気はある
- 静かな中で、大きな感動がある
そんな、“ちょっと大人な夏の夜”が体験できる会場です。
花火はにぎやかに見るのもいいけど、
たまには虫の音と一緒に静かに眺めるのも、悪くないなって思える場所。
大迫力を求めるなら他の会場へ。
でも、静かに癒されたい人・ゆったり家族時間を楽しみたい人・本当の“穴場”を求める人は、
ぜひ、岩槻文化公園会場へ足を運んでみてください。
きっと、心に残るやさしい夜空が迎えてくれます。