春になると、「どこで桜を見ようか」と家族会議が始まりますよね。
人が多すぎる場所は疲れるし、かといって寂しすぎるのも物足りない…。
そんなわがまま(でも正直)な希望を、意外と高いレベルで叶えてくれるのが熊谷・荒川沿いの桜堤(さくらづつみ)です。
熊谷桜堤は、桜まつりの賑やかな時期だけでなく、「普通に桜を楽しみたい日」にこそ本領を発揮する花見スポット。
この記事では、イベントに左右されない「桜堤そのものの魅力」と家族連れでの楽しみ方を、ゆるっと解説していきます。
熊谷桜堤とは? 荒川沿いに続く桜の名所
熊谷桜堤は、埼玉県熊谷市にある荒川沿いの堤防に整備された桜並木です。

特徴は、とにかくスケール感。
・約2kmにわたって続く桜並木
・土手の上と川沿い、両方から楽しめる
・空が広く、圧迫感がない
「桜+川+空」という、シンプルだけど完成度の高い組み合わせが魅力です。
桜の本数も多く、満開時には視界のほとんどが桜色になります。
桜まつりがない時期の魅力
熊谷桜堤は、桜まつり期間以外でも自由に立ち入れる花見スポットです。
この時期の良さは、なんといっても
・人が少ない
・静か
・自分のペースで歩ける
という点。
屋台のにぎやかさはありませんが、その分、「風の音」「川の流れ」「桜が揺れる音」をしっかり感じられます。
小さな子どもと一緒でも、「急がされない花見」ができるのは大きなメリットです。
熊谷桜祭り期間での楽しみ方は下の記事をご覧ください👇

桜の種類と見頃の目安
熊谷桜堤の桜は、主にソメイヨシノが中心です。
例年の見頃は、
・3月下旬〜4月上旬
ただし、気温や天候によって前後します。
満開だけでなく、
・5〜7分咲き
・散り始め
も非常にきれいで、特に散り始めの「桜吹雪」は必見です。
【注意】
2026年春の正確な見頃は、必ず開花情報を事前にご確認ください。
熊谷市観光協会のサイトはこちら
アクセス・駐車場
熊谷桜堤で「静かなお花見」を楽しみたいなら、アクセス方法もとても重要です。
桜まつり期間と違い、通常の花見シーズンは選択肢がぐっと広がります。
電車でのアクセス
最寄り駅は、
・JR高崎線/湘南新宿ライン「熊谷駅」
・秩父鉄道「熊谷駅」
熊谷駅から桜堤までは、徒歩約10〜15分。
駅から歩いていく途中も比較的分かりやすく、ベビーカーでも問題なく移動できます。
「子どもが途中で疲れたらどうしよう…」という場合も、駅が近いのは大きな安心ポイントです。
車でのアクセス
通常の花見シーズンであれば、桜まつり期間ほどの大渋滞は起こりにくいです。
ただし、
・満開の土日
・天気が良い日
は、それなりに混雑します。
それでも、「停められないレベル」になることは少なめです。
周辺の駐輪場
熊谷駅周辺には、複数の駐輪場があります。
・駅周辺
・少し歩くエリア
に分散しているため、通常の花見目的であれば十分対応可能です。
ポイントは、
・桜堤に一番近い場所にこだわらない
・徒歩10〜15分圏内で考える
この考え方だけで、駐車場探しが楽になります。
熊谷駅の南口近辺には、500円/日程度で留められる民間の小さな駐車場がたくさんあります。
(北口にある駐車場よりも、リーズナブルな価格が設定されています)
そんな駐車場を利用するとよいと思います。
公式・専用駐車場はある?

熊谷桜堤の土手と荒川の間に河川敷の駐車場があります。
桜まつりの間は有料ですが、桜まつりの期間外は無料になっているので、こちらの駐車場を使うのが良いでしょう。
ただし、道路から土手に上るとき、土手から河川敷におりるときは、急な坂になっているのとヘアピンカーブになっているので、注意が必要です。
【注意】
2026年春の駐車場事情は変更される可能性があります。
最新情報は、熊谷市観光協会のサイトなどをご確認ください。
桜堤での花見の楽しみ方 散策・ピクニック・子連れポイント

熊谷桜堤の魅力は、「何かをしなきゃいけない花見」ではなく、「どう過ごしてもよい花見」ができるところです。
イベントがない分、自由度はかなり高め。
家族のペースに合わせて楽しめます。
基本はのんびり散策がおすすめ
桜堤は、レジャーシートを広げてどっしり構えるよりも、歩きながら楽しむスタイルがよく合います。
・桜のトンネルを歩く
・立ち止まって写真を撮る
・子どもと花びらを拾う
これだけで、立派なお花見です。
道幅も比較的広く、人の流れもゆるやかなので、「前に進めない…」というストレスは少なめです。
ピクニックはできる?
可能です。
ただし、いくつかポイントがあります。
・土手の斜面は少し傾斜あり
・平坦な場所は限られる
・風が強い日がある
そのため、
・短時間の休憩
・軽くおやつを食べる
くらいがちょうどいい印象です。
本格的な宴会スタイルより、「外でちょっと食べる」くらいが向いています。
子ども連れで気をつけたいこと
通常の花見時は、桜まつりほど混雑しないとはいえ、
・自転車
・ランニング
・犬の散歩
など、いろいろな人が利用しています。
子ども連れの場合は、
・急に走り出さないよう声かけ
・川沿いでは目を離さない
・靴は歩きやすいもの
このあたりを意識すると安心です。
特に荒川沿いは開放感がある分、「気づいたら結構歩いてた」ということも多いので、子どもの疲れ具合はこまめにチェックしましょう。
屋台がない日の楽しみ方
通常の花見時は屋台が出ないため、事前準備がちょっと大切です。
・駅やコンビニで飲み物を買う
・軽食を持参する
・ゴミは必ず持ち帰る
「何もない」=「不便」ではなく、「静かに楽しめる」という価値。
桜の下で食べるおにぎりは、なぜかいつもより美味しく感じます。
混雑・見頃・おすすめ時間帯 静かに楽しむ桜堤のコツ
熊谷桜堤は人気スポットではありますが、時間帯と日程を少し意識するだけで、驚くほど静かに楽しめます。
「人が多い=仕方ない」と諦める前に、ぜひこのポイントをチェックしてみてください。
桜の見頃の目安
熊谷桜堤の桜は、主にソメイヨシノが中心です。
例年の見頃は、
・3月下旬〜4月上旬
満開前後はもちろん美しいですが、実はおすすめなのが、
・7分咲き
・満開を少し過ぎた頃
この時期は、
・人が少し減る
・桜吹雪が楽しめる
という“通好み”のタイミングです。
【注意】正確な開花・見頃情報は、必ず最新の公式情報をご確認ください。
混雑しやすい日・時間帯
通常の花見でも、以下の条件が重なると人は増えます。
・土日祝日
・満開
・天気が良い
特に、
・11時〜15時頃
は、人が多くなりやすい時間帯です。
「お昼前後に行く=それなりに賑やか」と考えておくとよいでしょう。
静かに楽しめるおすすめ時間帯
家族連れにおすすめなのは、
① 朝の時間帯(8時〜10時頃)
・人が少ない
・空気が澄んでいる
・写真が撮りやすい
子どもも元気で、一日のスタートにぴったりです。
② 平日の午後
・観光客が少なめ
・のんびり歩ける
学校が終わった後に、少しだけ立ち寄るのもおすすめです。
夕方以降はどう?
通常の花見時は、ライトアップが行われない年もあります。
そのため、
・足元が暗くなる
・子どもが疲れやすい
という点から、夕方以降は無理せず切り上げるのが安心です。
「今日はここまで」と思える余裕が、また来年の楽しみにつながります。
写真スポット 桜堤+αで満足度アップ

熊谷桜堤は、「ただ歩くだけでも気持ちいい」場所ですが、少し視点を変えると、写真も思い出もぐっと増えます。
ここでは、通常の花見だからこそ楽しめるポイントをご紹介します。
おすすめ写真スポット
① 桜並木が続くストレートゾーン
桜が連続して植えられているエリアでは、まるで桜のトンネルのような写真が撮れます。
・人が少ない朝がベスト
・少し下から見上げる構図がおすすめ
子どもが前を歩く後ろ姿を撮るだけで、「春っぽい一枚」になります。
② 荒川と桜を一緒に写す
川沿いならではの開放感は、熊谷桜堤ならでは。
・桜+川+空
・余計な建物が写りにくい
広角で撮ると、実際よりもスケール感のある写真になります。
③ 散り始めの桜吹雪
花びらが舞う時期は、シャッターチャンスがたくさん。
・子どもが花びらを追いかける
・手に花びらをのせる
自然体の写真が撮りやすいタイミングです。
写真撮影のちょっとしたコツ
・人が写り込みにくい時間帯を選ぶ
・逆光を避ける
・撮りすぎない(笑)
撮影に夢中になりすぎると、子どもから「まだ帰らないの?」と言われてしまいます。
FAQ&持ち物リスト
最後に、熊谷桜堤を「花見スポット」として訪れる際に、よくある疑問と、持っていくと便利なものをまとめます。
よくある質問(FAQ)
Q:桜まつり期間以外でも桜は楽しめますか?
A:もちろん楽しめます。
むしろ、静かに桜を見たい方には通常の花見時期がおすすめです。
Q:屋台は出ていますか?
A:通常の花見期間中は、基本的に屋台は出ません。
屋台やイベントを楽しみたい場合は、桜まつり期間に訪れましょう。
Q:レジャーシートは敷けますか?
A:可能ですが、場所は限られます。
長時間の宴会より、短時間の休憩向きです。
Q:トイレはありますか?
A:常設トイレはありますが、数は多くありません。
土手から荒川沿いのグラウンドを見れば、トイレの位置が確認できます。事前に場所を把握しておくと安心です。
Q:夜でも見られますか?
A:ライトアップが行われない年も多いため、明るい時間帯がおすすめです。
持ち物チェックリスト
・飲み物
・軽食
・レジャーシート(小さめ)
・ウェットティッシュ
・ゴミ袋
・歩きやすい靴
・上着(風対策)
「屋台がない=困る」ではなく、「事前準備で快適」になるのが通常の花見です。
まとめ 熊谷桜堤は「静かに桜を楽しみたい人」の味方
熊谷桜堤は、にぎやかなイベントがなくても、十分に満足できる桜の名所です。
・人混みを避けたい
・子どものペースで歩きたい
・写真をゆっくり撮りたい
そんな家族にとって、通常の花見時期の桜堤は、とても相性のいい場所。
桜まつりの賑わいも素敵ですが、「何もない贅沢」を味わえるのは、この時期ならではです。
春の一日、少しだけ時間をゆるめて、熊谷桜堤の桜を楽しんでみてください。
