「今年こそ、家族で紅葉狩りに行きたい!」
そう思いながらも、どこに行けば良いのか迷っていませんか?
東京近郊で紅葉を楽しめるスポットはたくさんありますが、その中でも圧倒的なスケールと自然の豊かさを誇るのが 国営武蔵丘陵森林公園(埼玉県)。
日本で最初の国営公園として誕生したこの場所は、広大な敷地とバリエーション豊かな紅葉が自慢です。
しかも、紅葉の見頃にはライトアップイベント「紅葉見ナイト」が開催され、昼間とは違う幻想的な世界を堪能できます。
子どもたちは自然と遊具で思いっきり遊べるし、大人は癒やしの風景に浸れる。
まさに 家族全員が楽しめる秋のお出かけ先 なんです。
この記事では、紅葉の見どころやイベント情報、アクセス方法、さらには家族連れならではの楽しみ方まで、まるっとご紹介します。
読めば今年の秋のお出かけプランがそのまま完成するはず!
国営武蔵丘陵森林公園ってどんな場所?魅力を知ろう!

日本初の国営公園としての歴史
国営武蔵丘陵森林公園は1974年に開園した、日本で初めての「国営公園」。
場所は埼玉県比企郡滑川町と熊谷市にまたがり、東京ドーム約65個分という広大な面積を誇ります。
雑木林や池、湿地などの自然地形がそのまま残されていて、都市近郊とは思えないほどの豊かな自然が魅力です。
「休日に大自然を感じたいけど、遠出はちょっと大変…」という家族にはぴったり。
首都圏から日帰りで行けて、しかも子どもから大人まで楽しめる設備が整っているんです。
公式サイトはこちら
園内の広さと見どころ
園内には「中央口」「南口」「北口」「西口」と4つのゲートがあり、それぞれのエリアに特徴があります。たとえば:
- 中央口:植物園やカエデ園が近く、紅葉散策の拠点に最適。
- 南口:ふれあい広場やエアトランポリン「ぽんぽこマウンテン」があり、子ども連れに大人気。
- 北口:静かな自然が広がり、ゆったり散策したい家族におすすめ。ドッグランも近いですね。
- 西口:わんぱく広場や、水遊び場、西口BBQなど、こちらも子ども連れに人気です。
さらに園内はサイクリングコースや園内バスが整備されているので、広さに圧倒される心配もなし!
「広すぎて歩けない…」と子どもがぐずり出しても、レンタサイクルで風を切れば笑顔に早変わりです。
途中、木陰も多い公園なので、レンタサイクルは、とっても気持ちいいんです。
国営武蔵丘陵森林公園の紅葉の特徴

四季折々の自然と紅葉の魅力
森林公園は一年を通して花や緑を楽しめます。
春は桜や梅、初夏はネモフィラやポピー、夏はひまわり、そして秋には圧巻の紅葉。
特にカエデ園では約20種500本のカエデが色づき、園内全体が赤やオレンジ、黄色に染まります。
家族で歩いていると「これ赤いね!」「こっちは黄色だよ!」と子どもも大はしゃぎ。
品種によって葉っぱの形や色合いが違うので、「紅葉図鑑」を見つけた気分になります。
紅葉が見られるエリア
園内で特に紅葉が美しいのは以下のエリアです。
- カエデ園:武蔵丘陵森林公園の紅葉の代名詞。紅葉トンネルは写真映え抜群。
- 日本庭園:和の雰囲気の中で赤や黄色の木々を堪能でき、大人もほっと一息。
- 針葉樹園:ライトアップ時にはイルミネーションと紅葉のコラボが幻想的。
- 西田沼周辺:池に映る紅葉はまるで鏡のようで、「池にもう1本ある」紅葉を楽しんでください。
こうして歩くだけで、家族全員が自然と笑顔になれるスポットが詰まっています。
他の紅葉スポットと比べた魅力
首都圏には高尾山や新宿御苑など紅葉スポットがありますが、森林公園の魅力は「とにかく広くて多彩」なこと。
都内の紅葉は確かにきれいですが、どうしても人混みで疲れてしまうことも…。
その点、森林公園は園内バスやレンタサイクルがあるので混雑を避けながら移動でき、家族連れにやさしい環境です。
「今日は走り回りたい!」という元気いっぱいな子どもにも、「静かに紅葉を眺めたい」大人にも、両方の願いを叶えてくれるんです。
紅葉の見頃・ライトアップイベント・楽しみ方

紅葉の見頃時期(例年と2025年予想)
森林公園の紅葉は、例年11月中旬〜下旬がピーク。
色づき始めは11月上旬、12月初旬まで楽しめる年もあります。
園内は広いため、エリアごとに紅葉のタイミングが異なるのもうれしいポイントですね。
- 色づき始め:11月上旬〜中旬
- ピーク:11月中旬〜下旬
- 落葉:12月上旬
2025年も例年通り、11月10日〜25日頃が最盛期と予想されています。
寒暖差が大きい年ほど紅葉は鮮やかになるので、期待しましょう!
ただし、天候によって多少前後するため、直前に公式サイトをチェックしておくと安心です。
紅葉ライトアップイベント「紅葉見ナイト」

昼間の紅葉に加えて絶対に外せないのが、毎年大人気の ライトアップイベント「紅葉見ナイト」。
2025年は 11月14日(金)〜12月1日(日) の期間限定で開催予定です。
時間は16:30〜20:30(最終入園は20:00)。
普段は閉園している夜の園内を特別に開放してくれるんです。
夜の紅葉は昼間とはまったく別世界。
LED照明やプロジェクションマッピングで彩られた木々はまるで光の芸術。
子どもたちは「光る森だ!」と大興奮、大人は「まるで映画のワンシーンみたい」とうっとり。
家族全員が楽しめる幻想的なイベントです。
ライトアップされる主なエリア
中央口~植物園エリアが、メインになります。
- カエデ園の紅葉トンネル:真っ赤なトンネルが光に照らされ、インスタ映え確実。
- 針葉樹園のイルミネーション:森全体が光に包まれ、まるで異世界。
- 中央ログハウス前の光のアーチ:子どもたちのテンションMAX!家族写真スポットに最適。
- 日本庭園のライトアップ:静けさと光が融合し、大人時間を楽しめる。
池のほとりに映る逆さ紅葉や、並木道に続く光のラインも人気撮影スポット。
スマホでも十分きれいに撮れますが、夜景モードや三脚を使うとさらに映えます。
InstagramやX(旧Twitter)でも、ライトアップされたカエデのトンネルや池面に映る紅葉、幻想的なイルミネーション写真が数多く発信されています。
散策ルートおすすめモデルコース
広大な園内を効率的に巡るにはモデルコースが便利。
家族連れにおすすめなのは次のプランです。
- 昼間は中央口から入園し、カエデ園→日本庭園→針葉樹園を散策。
- お昼は園内のカフェや持参したお弁当でピクニック。レジャーシート必携!
- 午後は子どもたちに人気の「ぽんぽこマウンテン」やアスレチックで遊ぶ。
- 夕方になったら中央口に戻り、そのまま ライトアップ「紅葉見ナイト」 を楽しむ。
「昼の紅葉+夜のライトアップ」セットで楽しめるのが森林公園の最大の魅力。
家族で朝から夜まで一日中楽しめます。
自転車で巡る紅葉スポット
園内には全長17kmのサイクリングコースが整備されていて、レンタサイクルも完備。
自転車なら広い園内もスイスイ移動できるので、子ども連れでも快適です。
特におすすめは、
- カエデ園までの並木道
- 西口付近の自然エリア
- 日本庭園までのルート
サイクリング中にふと目に入る紅葉も格別。
子どもが「次はあっちに行こう!」と元気いっぱいにペダルをこぐ姿に、大人も思わず笑顔になります。
ファミリー・カップル・写真好き向けの楽しみ方
森林公園はとにかく広いので、目的に合わせて楽しみ方を変えるのがコツ。
- ファミリー向け:アスレチック、エアートランポリン、サイクリングで体を動かす!
- カップル向け:日本庭園の紅葉やライトアップでロマンチックな時間を。
- 写真好き向け:紅葉トンネルや池に映る逆さ紅葉でSNS映え。
紅葉を綺麗に撮るコツは、昼は逆光で透ける葉っぱを狙う、夕方は柔らかな光でシルエットを活かす、夜は三脚+夜景モードで幻想的に。
子どもが木の下で手を広げている写真もおすすめです。
アクセスと駐車場情報
アクセス方法
「子ども連れだから移動も楽にしたい」という方のために、交通アクセスを整理しました。
- 電車+バスの場合
最寄り駅は東武東上線「森林公園駅」。
北口から路線バスで「森林公園南口」や「西口」まで直行できます。所要時間は10分ほど。
また、JR熊谷駅からもバスが出ているので、埼玉北部や群馬方面からのアクセスも便利です。
紅葉シーズンは混雑するので、午前中の早い時間に出発するのがおすすめです。 - 車の場合
関越自動車道「東松山IC」から約10分。
園内には1600台収容の駐車場があり、普通車1日700円。
土日祝は昼前には満車になりがちなので、こちらも早め到着が安心です。
各入口の特徴
園内はとにかく広いので、目的に合わせて入口を選びましょう。
- 中央口:紅葉やライトアップのメインエリア。初めて訪れる方はここ一択!
- 南口:アスレチックやファミリー施設が集まる。子ども連れ向き。
- 北口・西口:静かな自然散策エリア。自転車やゆったり散歩をしたい家族に。
紅葉+ライトアップ狙いなら、迷わず「中央口」がおすすめです。
周辺観光とグルメ
紅葉だけでなく周辺スポットも魅力的。
せっかくなら一日プランで楽しみましょう。
- 川越散策:蔵造りの町並みや「これがかき氷」などスイーツも人気。
- 熊谷市内:酒蔵めぐりやご当地グルメ「焼肉セナラ熊谷店」など。
- 温泉:森林公園駅前の「森林ホテル」(天然温泉あり)や「四季の湯温泉 ヘリテイジ・リゾート」で疲れを癒すのも最高。「ヘリテイジ」は、尊き方もお泊りになられたとか。
子どもたちが思いっきり遊んだあとに温泉でぽかぽか…まさに秋のお出かけのご褒美コースです。
紅葉をより楽しむためのポイント
快適に楽しむためには準備も大切ですよね。
- 服装・持ち物
紅葉シーズンは朝晩冷えるので、防寒着やマフラー、手袋を用意。
歩きやすいスニーカーは必須です。
レジャーシート、おやつ、水筒、雨具があればさらに安心。 - 写真撮影のコツ
昼:逆光で葉っぱの透け感を狙う。
夕方:ゴールデンタイム(16:00〜17:00)で柔らかな光を活かす。
夜:ライトアップは三脚+夜景モードで幻想的に。池に映る紅葉は必見。 - 混雑回避の時間帯
10:00〜14:00は一番混み合うので、午前9:30頃の入園か、15:30以降に行くのがベスト。
ライトアップは、平日が狙い目です。
まとめ|首都圏最大級の紅葉を家族で満喫しよう!
国営武蔵丘陵森林公園は、
- 見頃は11月中旬〜下旬
- ライトアップ「紅葉見ナイト」で幻想的な夜の紅葉も堪能できる
- サイクリングやアスレチックで子どもも大満足
- 周辺観光や温泉と組み合わせれば、一日中家族で楽しめる
と、まさに家族連れにぴったりの紅葉スポットです。
「秋のお出かけ、どこ行こう?」と迷ったら、ぜひ今年は森林公園へ。
自然の絶景と遊び場が一度に楽しめる贅沢な一日になること間違いなしです!